こどもの日といえばやっぱり鯉のぼり!
大きな鯉のぼりを家のお庭に・・・という希望はあっても飾るスペースには限界があります。
そんな時はベランダで気軽に鯉のぼりを楽しみましょう。
このページでは・・・
・鯉のぼりの上げ方 ベランダは?
・雨の日はどうする?
・夜はしまわなきゃダメ?
3つの疑問を解決します。
鯉のぼりの上げ方 ベランダなら?
一昔前なら大きな鯉のぼりを購入することが多かったですが、最近はベランダで飾るタイプの小さめのものが主流です。
大きな鯉のぼりですと飾るのも保管しておくのも大変ですしね。
ベランダで楽しむくらいの大きさでも、外から見ると意外と目立ちますから手軽に飾れるサイズが一番良いです。
さてさて。
鯉のぼりをベランダに上げようという時はどうしたらいいのでしょうか?
まず取り付け方法は大きく分けて2つのタイプがありますが、どちらも簡単に設置できるものですので心配いりません。
■金具で取り付けるタイプ
ベランダの柵などに専用金具を取り付けポールを使って鯉のぼりを飾ります。
ベランダの外に向けて鯉のぼりを泳がすことができるので省スペースで本格的に楽しめます。
角度や向きを自由に変えられるものを選べば、あとあと便利です。
付属している設置金具が自宅のベランダに合わないこともよくありますので、購入前にベランダの柵の厚みを測り形状を確認しておくと失敗なく買えます。
■スタンドタイプ
手間いらずで置くだけなのがこのタイプ。
スタンドの足もとに水袋の重しを置き鯉のぼりをつけたポールを刺しこむもので、組み立てもなくラクちんに設置できます。
場所移動も簡単ですし、引っ越した時も手すりの形状を気にすることなくそのまま使えるので今人気なのはこのタイプです。
鯉のぼり 雨の日はしまう?
天気は毎日変わるもの。
晴れて適度な風がある日は鯉のぼりも気持ちよく泳いでくれますが、そんな日ばかりとは限りません。
雨の日はどうしたらよいでしょうか?
せっかくの鯉のぼりを雨にさらしておくのはNG。
雨の日は鯉のぼりは出さない方がいいですし、途中から降り始めたら室内に取り込むのが基本です。
濡れたり紫外線に浴びたりを繰り返していると鯉のぼりの劣化も早くなります。
売られているこいのぼりの素材はポリエステルやナイロンのどちらかであることががほとんど。
ポリエステルなら雨が原因で色落ちする心配はないですが、ナイロンの場合はぬれたままの状態で布生地が重なっていると色移りする危険がありますので要注意です。
ポリエステルは紫外線にも強いですし耐久性がありますが、それに比べると安価なナイロンは色あせするのも早いです。
もし雨でぬれてしまったらドライヤーなどを軽く当てて早く乾かしましょう
また、雨が降り風が強い日はどうしたらいいか?
ポールの上に立っている矢車がクルクルあおられるとうるさいので、鯉のぼりを取り込む時に一緒にとってしまうか回らないように紐で縛っておくと安心です。
鯉のぼり 夜はしまう?
鯉のぼりは出しっぱなし派としまう派の2つに分かれますが基本的に夜はしまうのがマル。
もしも夜中から雨が降ってしまったら朝起きる頃には鯉のぼりがびしょぬれですし、強風にあおられて鯉が1匹飛んでいっちゃった!なんてことが起こる可能性もあります。
自分が対応できない時間帯は室内に取り込んでおくのが安心です。
たとえ夜に雨が降らなかったとしても夜露にぬれて鯉のぼりが痛みやすくなってしまいますので、やはり夜はしまっておいた方がいいですね。
また、ご近所さんに迷惑がかからないようにという意味でも夜は鯉のぼりをしまったほうがいい場合もあります。
例えば風の強い夜。
出しっぱなしの鯉のぼりが風でバッサバッサ揺れている。矢車がカラカラ・・・まわる音がうるさい!とご近所からクレームが来る元にもなります。
他人の家が出す音は意外と気になるもの。
特に布がバサバサ音を立ててるのってすごく耳障りなものなんですよね。
起きている時間ならまだしも寝る時間になっても音がおさまらない!となれば、お隣さんが怒鳴り込んでくる危険性もあります。
最近は物騒ですから迷惑になりそうなことは極力避けるようにしましょう。
ここでミニ知識ですが・・・
鯉のぼりを飾るのはなぜかというと「お天道様」に男の子がいることを知らせるためのもの。
なので夜に鯉のぼりを出しておいても意味はないんです。
「お天道様」が出ている時を狙って鯉のぼりを飾るのが正解♪
出したり引っ込めたり面倒だなあという気持ちはよ~っくわかりますが、やっぱり出すべき時とおろす時はしっかりと見極めたほうがいいようです。
編集後記
最近は何が起こるか分からない世の中。
めったにないことではありますが出しっぱなしの鯉のぼりが盗まれてしまったりイタズラされたりっていう例も聞きます。
目が届かない時間帯はしっかりと室内で保管し被害がないよう自衛しておくことも大事。
いやな思いをしないためにも管理はしっかり~★
1年に一度の鯉のぼりをベランダで気持ちよく泳がせてあげましょう!