潮干狩りはゴリゴリ掘りまくって貝尽くし!
でもよ~っく見てみたら、あさりでもない
はまぐりとも違うような貝が混じっていませんか?
それきっとバカ貝です!
バカ貝とはまぐりやあさりはどうやって
見分ければいいのでしょうか?
このページでは・・・
・バカ貝とはまぐりの見分け方は?
・バカ貝の砂抜き方法は?
・バカ貝はどうやって食べるの?
3つの疑問を解決します★
潮干狩り バカ貝の見分け方は?
バカ貝なんて気の毒な呼び名が付いていますが
寿司ネタにもなってるアオヤギってホントは
高級なモノなのに変ですよね~。
潮干狩りでバカ貝をとってきてしまうと
ハズレのように扱われがちですが
実はとってもおいしいんです♪
ただ、ハマグリやあさりとは扱い方が違うので
とった時に仕分けしてしまうのが後々ラク!
ではどうやって見分ければいいのでしょうか?
貝はみんな似ているのでちょっと難しいんですよね~
貝の殻は?
バカ貝の殻は黄色っぽくて放射状の
帯のようになっていることが多いですが
他の貝と比べても柄ではわかりにくいですね~。
殻の形は丸みのあるきれいな三角形をしています。
殻の表面は?
表面ははまぐりやあさりに
比べるとつるっとしています。
殻の厚さは?
バカ貝の殻は厚さが薄いです。
閉じた貝の縁を横から見ると
とがったように見えると思います。
はまぐりは殻が厚いので貝の合わせ目も
厚ぼったくみえます。
大きさは?
バカ貝の大きさは8センチくらいで
ハマグリと同じくらいです。
あさりは4センチほどの大きさです。
なので、見るべきポイントは・・・
・殻の表面がつるっとしてるか?
・殻が薄いか?
・大きさはどうか?
この3つをチェックしてみましょう。
潮干狩りに行く前にはスーパーのお魚売り場で
はまぐりをガン見してよ~っく覚えておいてくださいね。
潮干狩り バカ貝の砂抜き方法は?
バカ貝はアサリなどと違って塩水に入れても
砂を吐かないので下処理が面倒なのが難点!
でも食べるとすごくおいしいので、
バカ貝をしっかり砂抜きしてあげましょう♪
(1)まずはバカ貝をざっと洗いましょう!
(2)鍋にたっぷりお湯を沸かしたらバカ貝を入れます。
口が少し開いたらすぐに火を止めて引き上げ冷水に取ります。
(3)殻から身を取り出します。
ここからの砂出しが大変なので
めんどくさい場合はオレンジ色のベロと
貝紐の部分だけを残し残りは捨てましょう。
気合い入れて頑張るっ!って方は続きをどうぞ♪
(4)バカ貝をざるに入れて、水を張ったボールにドボン。
お水の中で身を1個ずつ手で優しく洗い
中に入り込んでいる砂を洗いましょう。
数回水を変えながら砂を取り除いていきます。
特にオレンジ色のベロのあたりは砂が
たまりやすいので流水でしつこく洗ってみてください。
砂がとれたかどうか確認するには
試しに1個食べてみましょう。
とにかく「もう砂はないだろう!」というくらい
よーーく洗うしか方法はないです。
ガンバレ~
(5)洗い終えたら最後に火を通しましょう。
お湯を沸かして塩をお酒を加え
むき身を入れ2~3分さっとゆでます。
これで下処理は終了~。
とにかく砂との格闘ですね(笑)
潮干狩り バカ貝の食べ方は?
大変な思いをして下処理を終えたバカ貝。
どんな食べ方をしたらいいのでしょうか?
一番簡単なのはわさび醤油や
酢みそでシンプルに食べる方法。
ちょっと手間をかけるなら
かき揚げや炊き込みごはん・・・
バターソテーもいけます。
親子丼のように甘辛味で
卵でとじてどんぶりにしてもいいですね。
下処理はとにかく大変ですが
やっぱり食べるとおいしいです♪
編集後記
バカ貝って結構大きなサイズなので
いっぱいとれるとうれしいんですがその後がね~(笑)
中にははまぐりだと勘違いしてバカ貝を持ち帰り
奥さんからめっちゃブーイングの嵐だったという
笑えない話もあるので「なんの貝か?」を見分けて
持ち帰るか否かを判断しましょう。
そうそう。
持って帰る時は注意点が一つあります。
バカ貝の殻は薄いのでクーラーボックスに入れる際は
アサリなど他の貝の上に置くのがポイント。
つぶれないように気をつけて持って帰ってくださいね。