味のしみた切干大根は人気の高いお惣菜♪
買い物に行くの面倒だな~って時は切干大根などの乾物ストックがあれば、ささっと1品作れちゃうので買い置きしておくと便利ですよね。
このページでは切り干し大根の戻し方や活用法、汁に含まれる栄養成分や効能などについてご紹介します。
切り干し大根の戻し方は?
切干大根を使うならまずは戻さないと料理できませんよね。
切り干し大根のおいしい戻し方はどのようにすればいいのでしょうか?
やり方はとっても簡単です★
下準備
まずは切干大根についたごみや汚れを水でざっと洗ったら、切干がつかるギリギリ程度の水かぬるま湯にひたして少しもみこんだらそのまま置いておきます。
レシピ本などではたっぷりの水でもどす方法が紹介されていますが、少なめの水分のほうが大根にもうまみが残り料理した時にも甘味がおおいです。
戻し率は約5倍くらいで結構増えますので、使う量に応じて水戻ししてくださいね。
水戻し
10~15分くらいたったら少ししんなりしていると思いますので、ざるにあげて水気をギュッと絞ったら完成です。
適当な長さにカットしてお料理に使いましょう。
浸ける時間が長いとやわらかくなりすぎますし、切干大根独特の風味も抜けてしまいますのでころあいを見て引き上げてくださいね。
切り干し大根 戻し汁の活用法は?
いい感じで水戻しできたら、気になるのはその戻し汁。
これ、もしかして捨ててないですか?
汁の色は若干茶色っぽくなっていて特有のにおいもあるので、使えない・・・と思われるかもしれませんがうまみが詰まっていますので捨てないでくださいね。
で、これをどうやって活用するか?
使い道は色々あります!
一番簡単なのはおみそ汁のだしに使う方法です。
玉ねぎなどの甘い野菜ややわかめ、油揚げとの相性マル★
切干大根を煮る時に戻し汁と一緒に使うのはもちろん、炊き込みごはんの出し汁やカレーに入れても味に深みが出ますよ。
切干大根の戻し汁は甘めなので甘辛系の煮物やお惣菜、スープなどに使うといい感じに仕上がると思いますので是非お試しくださいね。
切り干し大根 戻し汁の栄養は?
切干大根には食物繊維やカルシウム・ビタミンB1・B2・鉄などの栄養線成分を豊富に含んでいる食材です。
これを調理する際に水につけると、かなりの栄養素が戻し汁のほうに溶け出します。
重要な成分いっぱいの汁を捨ててしまのは、栄養を捨てるのといっしょってことになります。
戻し汁には味の面だけでなく、効率よく栄養を取り込むためにも戻し汁ごと料理に使うのがおすすめです。
また、切り干し大根の戻し汁は胆石や尿路結石など体に石ができている人にとても良いとされています
切干大根の戻し汁を弱火でクツクツ煮つめたものを飲むと、石が小さくなるという民間療法もあります。
薬を飲んでも病院に行ってもなかなか治らない…という場合は、こういった方法も試してみるといいかもしれませんね。
編集後記
うちでも切干大根はいつもキッチンにストックしています。
切干大根のパッケージの裏を見ると、保存方法の欄には直射日光や高温を避けて冷暗所に保存すると書かれていることが多いのですが実は夏などの暑い時期は茶色く変質しやすいのです。
なので冷蔵庫または野菜室などで保存するのがおすすめ。
夏でなくても長期間置いておく場合は、独特のひなた臭さが強くなる気がしますので冷蔵庫に保存して変質を防いでくださいね♪