夏になるとちょっと気になる暑中お見舞い。
今年ははがきを出してみようかな?!
文面は?
いったい何書けばいいんだろう・・・
・・・やっぱめんどくせ~!と
やめてしまう方も多いのでは?
最近はメールやラインで済ますことも普通になっていますが
お世話になった方には失礼のないよう
きちんとした夏のご挨拶をしたいものですね。
でも、いざ書いて出そうと思うと
色々な疑問がフツフツわいてきて
「どんな書き出しで始めればいいの?」
「いつからいつまで暑中お見舞いだったっけ?」
「喪中でもハガキ送って大丈夫?」
これじゃあなかなか進まないし、
考えてるうちに書くのがイヤになって
「別に出さなくてもいいんだし!」なんて
別の結論に達してしまったりってこともよくある話(^口^;)
というわけで、このページでは暑中お見舞いの
基本的なことについてご紹介します。
堅苦しく考えず、ぜひ今年はチャレンジしてみてくださいね!
暑中見舞いの時期はいつから?
まず気になるのは、暑中お見舞いは
いつからいつまでOKなのか?
● 上記の期間を過ぎたら
暑中お見舞いではなく残暑お見舞いとします。
期間は8月8日(立秋)から9月8日(白露)前日までです
・・・と一般的にはなっているのですが
私はこの日付だけを見て送るのはどうかな~と思うんです。
ここでちょっと「そもそも」なお話なんですが
暑中お見舞いはどうして送るか?
ヒーヒーしそうな夏のいっちばん暑い時期に
「体調を崩したりしてない?大丈夫?」と
相手の健康を気づかって送るのが暑中見舞いです。
マナー的に言うと上記のオレンジ枠にもあるように
7月初旬からOKですがその時期だとまだ暑くないですよね?
温度変化もそう大きくないなら
体の負担も少ないよね?
ってことは体調も崩してないよね?
暑さでご飯が食べれないってこともないよね?
そんなときに「猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか」
なんて文面のはがきが届いたらツッコミ入れたくなりますよね(笑)
「まだだろ!」と。
なので私の場合は
梅雨明けもして外を歩くと汗がジワジワ出て
「あっつ~~!!!」となったらそろそろだなと。
残暑見舞いも日付的には9月8日(白露)前日までとなっていますが
いくら暑くても9月過ぎて送るのはどーかなーと思うので
遅くとも8月いっぱいに先方につくようにしましょう。
暑中お見舞いは喪中でもOK?
さてさて今度は、喪中だったらどうなのか?
悲しいことがあってココロが弱くなっているときに
ハガキなんて送っていいのかと誰しも迷いますよね。
答えは・・・?
マル!です。
あなたもしくは相手が喪中であっても
暑中お見舞いのはがきを送るのはOK。
暑中お見舞いはお正月のような「お祝系はがき」とは違い
相手の健康を気づかうお手紙なので、送ってもよいとされています
ではもう少し詳しく見ていきましょう!
<自分が喪中の場合>
誰かにハガキを出す元気があれば送る程度で
ムリする必要はまったくありません。
自分の気持ちに余裕があって、なおかつ
暑中お見舞いを出す相手がこちらの喪中を知っているなら
「元気でいますよ、心配いりません」のメッセージを込めて
ハガキを出すのもアリかなとも思います。
もし送る場合は四十九日を過ぎてから
残暑見舞いとして出しましょう。
はがきは無地またはワンポイント程度のイラストで
シンプルなものを選んでくださいね。
<相手が喪中の場合>
先ほど書いたとおりハガキを差しだす相手にご不幸があったとしても
送るのはOKですがまだ日も浅いならちょっと注意が必要です。
暑中見舞いの時期が四十九日と重なるなら
その年は出さないほうがいいかなと思います。
それに、気持ちも落ち着かないのに手紙の返信の手数を
かけるのもどうかというのもありますしね。
なので私の場合は何も出さずに
「そっとしておく」という選択をとっています。
どうするか?を決めるのは人それぞれ。
その状況に応じたやり方を考えてみてくださいね。
暑中お見舞いの文例は?
さてさて。
では実際に暑中お見舞いのはがきには
どんなことを書いたらいいのでしょうか?
はがきの文例をご紹介しますね
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暑中お見舞い申し上げます
猛暑が続いておりますが皆様お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか
日頃よりいろいろとお世話になりながらも ご無沙汰しておりまして申し訳ございません
おかげさまで家族一同、変わりなく過ごしておりますのでご安心ください
この暑さはまだしばらく続きそうです
皆様くれぐれもご自愛なさいますようお祈り申し上げます
平成★年 盛夏
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こんな感じでOKです。
親しい友人なら具体的に自分の近況を書けば
より楽しいはがきになると思います。
「相手の体調を気遣う」ことを忘れずに
文章におりまぜてステキな暑中お見舞いを出してくださいね
編集後記
夏はあっちこっちで楽しいイベントがあるので
うっかりしてるとあっという間にハガキを
出す時期が過ぎてしまいます!
私がよくやってしまう失敗は・・・
「今年は暑中お見舞いを出そう!」と
意気込んでハガキを事前購入。
↓↓↓↓↓
準備万端なのに出す頃には
買っておいたことすら忘れてしまう(^口^;)
そう、夏って色々忙しいんです!
・・・なので、今日は書いて出そう!と
思い立った時にはがきを買ってきて
その勢いのまま一気に書いて
投函まで終わらせるようにしています。
あとでやろう・・・的な後回しのツケは
結局出さずじまいの結果につながることも
経験済みなのでいつもそうしています(^v^)
相手の健康を気遣うための「暑中お見舞い」が
目に見えないココロのつながりを作ってくれます。
ことしはぜひステキな季節のご挨拶をしてみてくださいね。