お正月が近くなるとお花を生ける機会も多くなりますね!
普段は豪華なフラワーアレンジメントが
好きな方もお正月だけはしっぽり和風で
楽しんでいるかもしれません。
何気なく売られているお正月用のお花ですが
実は新年ならではの意味があるって知っていますか?
このページではお正月に使うお花の意味や
フラワーアレンジの作り方
飾る期間などについてご紹介します。
お正月花の意味は?
お正月のお花を飾るだけで家の中の空気が変わるような
凛としたフラワーアレンジは気持ちも引き締まりますよね★
お正月用のお花に使われるものは
縁起物であることがほとんど。
適当に生けるわけでないのですね~
正月にふさわしい花を一つずつ見ていきましょう!
■松
松って1年の間ずっと緑色の葉っぱを落とさないことから
不老長寿・永遠の命などの意味を持っています。
■竹
冬の寒さや雪などにも負けない強さを持つ竹は
繁栄力や生命力をあらわしています。
■梅
梅は初春の象徴として使われる縁起物。
■千両
その名前からしていかにも景気がよさげな千両は
商売繁栄にぴったり!赤い実がとてもかわいらしいのです。
■菊
菊は不老長寿の象徴とされている縁起の良いお花です。
仏花に見えないよう輪菊は使わないようにしましょう。
■南天
南天は「難を転ずる」ということから
厄除け無病息災という意味を持っています。
■葉牡丹
紅白縁起の良いカラーは正月飾りにぴったり。
寄せ植えに使うのもマル!
■バラ
和の花が続いたところでなぜバラ?
バラも正月花として使われている縁起の良い花です。
和風のフラワーアレンジだと部屋に合わないな
という時はバラを使ってみましょう!
お正月花アレンジの作り方は?
お花屋さんでもかわいらしいものや豪華なものなど
いろいろなタイプのフラワーアレンジが売られていますが
たまには自分で作ってみるのも楽しいですよ。
シンプルなアレンジなら意外と簡単!
基本のお花数種類で立派な正月花ができます★
この動画を見て「できるかも」となったはず。
それっぽいお花があれば見た目はしっかりお正月です!
お正月花いつまで飾る?
ステキなお正月花を作って新年を迎えたとして
今度はいつまで飾ればいいんだろう?という疑問。
お正月用の生け花やアレンジメントは
お花が枯れないならそのまま飾っていてもOK。
ですが。
お花の世界では「松は松の内だけ」という
流派もありますのでそれに準ずるのでしたら臨機応変に♪
松の内とはいつか?ですが・・・
一般的に関東では1月7日
関西では1月15日とされています。
松だけはずして他のお花は再度いけ直すということもできます。
時期が来たからとまだ命あるものを
簡単にポーンと捨ててしまうのはちょっとかわいそう。
少し手直しをしてお花を楽しみたいですね★
編集後記
お正月に生けるお花って見ているだけで
背筋がピーンと伸びる気がしますよね。
ただ見てきれいなだけではなく色々な意味を込めた
お花を飾って1年を過ごしましょうね!