可憐な花を咲かせるシクラメン★
クリスマス時期になると、色とりどりの鉢植えや華やかな寄せ植えとなって店頭に並ぶのは楽しいものです。
このページではシクラメンを育てているときに初心者がぶち当たる「しおれる」「カビる」など、シクラメンが枯れてしまう事態に陥った時の対処法や育て方のコツなどをご紹介します。
シクラメンの育て方 しおれるときは?
お花屋さんで買ってきたり、
プレゼントでシクラメンをもらった場合などは、環境が変化することでしおれることがあります。
特にお花屋さんで売られていたものなら快適な環境の中で育っていますから、急に暑い寒いが入り混じる家庭の空間ではびっくりしてしてシクラメンも対応しきれないんですね。
環境の変化が原因で、花や葉っぱがぐったりと元気をなくしているときの対処法をご紹介します。
まずは新聞紙を用意し花や茎がまっすぐになるように、シクラメンの鉢全体をぐるりと覆うように巻き付けます。
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大きめのビニール袋に入れたら新聞紙に霧吹きで全体を湿らせ、ビニールの口を軽く縛ります。
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15度程度の温度が保てる場所に置きそのまま1~2日様子を見ます。
環境変化が原因でしおれてしまった時はこの方法で復活する可能性があります。
シクラメンがしおれてしまう原因にはもう一つ考えられます。
それは水不足。
シクラメンってお水が大好きなんですね。
水が足りなくてぐったりしている場合はたっぷりの水やりで回復する事がほとんど。
めっちゃひどい水不足の時は、シクラメンの鉢ごと水に浸して1~2時間で復活することがあります。
再生力が強意ので、原因がわかりその対処をしてあげれば必ずまた元気に戻ってくれます^^
シクラメンの育て方 カビは?
大切に世話していてもある日突然病気にかかることもあります。
白っぽいカビのようなものを見つけたら要注意!
それはもしかして灰色カビ病かもしれません。
春から梅雨時期や秋から冬のはじめ頃は、気温も低めで雨も多いためカビの発生確率が高まる時期。
こんな時期はシクラメンがカビにやられやすいです。
葉っぱや茎がとけるように腐っているときは、まずはそれを全部取り除きお薬をまきます。
ベンレート水和剤などの薬剤を、10日に一度くらいの頻度で使用しカビ予防をしましょう。
ただし、カビがシクラメンの球根まで進行してグニャっとなってるならアウト!
球根が固くしっかりしてるならまだ復活します。
悪い葉っぱなどを取ってしまってハゲハゲになっていても、球根が生きていればまた葉が出てきますので大丈夫です。
シクラメンの育て方のコツは?
しおれても枯れそうでも、素早く対応すれば再生力の強いシクラメンは意外と元気でいてくれるものです。
小さなお花をいっぱい咲かせたシクラメンを元気に育て、なるべく長持ちさせるためにはどうしたらいいのでしょうか?
育て方のコツやポイントを簡単にご紹介しますね
■水やり
シクラメンの鉢には「底面給水」という、鉢の底に水をためるものがついているものがあります。
底面給水の鉢を使う場合はその部分に水を切らさないよう気を付けていれば「水が足らないのが原因で枯れた・・・」なんてことがないので便利です。
普通の鉢植えなら、土が乾いたら底から水が流れるくらいにたっぷり水やりをしましょう。
根腐れを起こすので、植木鉢の受け皿には水をためないようにしてくださいね。
水やりのタイミングは暖かい日の午前中がおすすめ。
葉っぱや花、球根に水がかからないようにするのがポイントです。
特に球根は腐りやすいので気をつけて水やりしてくださいね。
■こまめなお手入れ
咲き終わった花をそのままにしておくと病気やカビの元。
根元の近くを指でつまみキュッとねじり取るとよいです。
編集後記
ウチのベランダでもずーーーっとシクラメンを育てています。
もうダメかな?と思っても毎年ひょっこり葉っぱが出て花が咲き、もう何年も目を楽しませてくれています。
あまり手をかけず外に出しっぱなしでしたが、それでもずっと元気でいてくれるのはもしかしたらシクラメンに声をかけているからかな(笑)
朝の水やりの時にはおはようと声をかけるし、お花が咲いたらキレイね!と言ったりもします。
誰かに見られたら不気味かもしれませんが、花とのコミュニケーションは心を落ち着かせてくれますよ。
お花は生きていますからネ♪