柿のおいしさが凝縮した干し柿。
こたつでミカンもおいしいけれど干し柿が冬のおやつっていうのもなかなか♪
干し柿を自分で作ってみたいという場合、自宅の庭に柿の木でもない限り渋柿を手に入れることは難しいですよね。
スーパーに行っても甘い柿しか売ってないし・・・そんな時はどうすればいいのでしょうか?
このページでは干し柿には普通の甘柿じゃだめなのか?作る時期や簡単な干し柿作りについてご紹介します。
干し柿の作り方 普通の柿でOK?
干し柿は渋柿じゃないと作れないという話もよく聞きますがぜ~んぜんそんなことはありません。
普通の甘柿でもちゃんとできますよ。
ただ、やわらかく熟してしまった甘柿は干し柿向きではないのでNG!
干し柿を作るときに渋柿を使うと中までオレンジで色もきれい。
とろっと柔らかく仕上がります。
甘柿で作ると黒っぽく仕上がります。
渋柿のほうが甘柿よりも糖度が高いので甘いと言われていますが、気にするほどの違いはないと思います。
売り物ではないのだし・・・ネ。
甘い柿はそのまま食べても十分甘いのだから、干し柿にしたからって苦くなるわけないですからね^^
そんなこと気にせず作ってみるのがおすすめです。
干し柿の作り方 時期は?
干し柿を作る時期はいつがいいか?
それは気温によります!
最高気温が15度以下になるころが目安。
朝晩寒いな~と感じるようになったら、干し柿の季節到来!と覚えておきましょう。
お天気も大事です。
干し柿は干し始めが肝心!
できれば干した日から2~3日は雨の心配がない日を狙ってくださいね。
私はこの時期天気予報をガン見します(笑)
干し柿の作り方 簡単なのは?
丸ごと1個そのままの形をした干し柿は食べごたえもあるし迫力満点!
でも干す期間が長いし、その間ずっと気にしてなきゃいけないのはちょっと大変です。
毎日家にいるならいいけれど、外に出る機会が多かったり仕事を持っていたりすると干し柿の世話をしている余裕がないですよね。
実は私もそうなんです。干し柿の管理どころが自分の世話で手一杯!(笑)
なので、私の干し柿作りはとっても簡単。
柿は普通の甘柿を使って薄切りにして干すだけ。
そうするとね、ドライフルーツみたいな感じになってとてもおいしいのデス。
スライスの干し柿の場合は干す時間が短いので、渋抜きをする必要のない甘柿のほうが向いています。
では簡単に作り方をご紹介しますね★
(1)柿の皮をむき等分にカットしてタネを取ります。
(2)5~8ミリ程度の厚さにスライスしざるに広げて外に干します。
夜は面倒ですが部屋の中に取り込んでください。
柿が重ならないように広げて4日~1週間くらい天日干しすれば出来上がり。
私は虫やハエがついたりするのが嫌なので、ネットで覆われた干しかごを使っています。
![]() パール金属 ひもの 干し網 3段 300×200mm H-45 |
お値段もお手頃ですし、1個あると干し野菜をするときにも使えるので便利。
ざるなどに広げて干している場合は部屋に取り込んだ後置く場所に困ってしまいますが、これならどこかに引っかけておけるので邪魔にならずに済みます。
ちょうど良い干し具合になったら完成です。
柿丸ごとだと時間がかかって途中でめんどくさくなっちゃいますが、この方法だとあっという間なのでおすすめです。
特にご近所さんから柿をいっぱいもらった時はドライフルーツにして保存しておけば大量の柿もムダにしないで済みますしおやつにぴったりですよ~。
編集後記
柿の木が1本あると食べきれないほど実がなりますよね。
ウチのご近所さんは、柿をもいで自宅玄関に並べて「ご自由にどうぞ」と書いて置いてくれるのでたまに頂いています^^
食べきれないほどあるなんてうらやましいです!
私も広い庭付きの家を買ったら、絶対柿の木を植えよう!とひそかに考えています