ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などはちょっと長めのお休みをとって海外旅行に出かける人も多いですよね。
予約したあとは行く日を楽しみに待つだけ♪と思いきや、それと同時に不安に感じてしまうのが時差ボケ。
どこに行っても必ず時差ぼけになってしまうという方は、またあのつらい症状に悩まされるのかと思うとちょっと憂鬱になっちゃいますね。
でも大丈夫。
時差ボケはきちんと対策を立てておけばそれほどひどくなりませんし、なったとしても回復が早いんです。
このページでは時差ぼけ対策や機内での過ごし方についてご紹介します。
時差ぼけ対策におすすめの予防法は?
せっかくお休みを取ったのだから120パーセント楽しみたい海外旅行・・・のはずが、現地滞在中は結局ずっと眠くて頭がぼーっとしていたなんてことにならないよう時差ぼけには注意したいものですよね。
時差ボケの症状は色々ですが、頭痛や睡眠障害・吐き気やイライラなど旅行の楽しさを半減するものばかりです。
時差ボケはなってからどうしよう・・・ではなく、なる前に対策しておくことで防ぐことができますのできちんと準備して海外旅行の日を迎えるようにしましょう。
ここではおすすめの対策法を3つご紹介します。
■現地時間に合わせる
時差ぼけはこれから行く先と日本の時差によって体内時計が狂うことで起こるものです。
なので機内にいる時間がそれなりにあるなら、乗っている間に体内の時刻合わせをしてしまえば現地に到着した時に断然ラクになります。
・・・というわけで飛行機に乗り込んだらまずやるのは時計合わせ。
現地時間に時計を合わせたら、機内で食べる食事や睡眠なども現地時間に合わせて行動しましょう。
例えば今は食べたくないなあと思っても現地が夜ごはんの時間なら機内食を食べるなど、少しずつ体を慣らしていきましょう。
特に食事は体内時計を調整するのに役立ちますので、現地時間を意識して行動してみてくださいね。
■水分補給する
機内はとても乾燥していますので喉がイガイガしたりお肌がカサカサになったりしますよね。
体が脱水すると時差ぼけ症状が強くなるとされていますので、機内では適度な水分補給が大切です。
でも中には脱水しやすくなってしまうことを知らないうちにやってしまう3つのことがあるんです。
まず一つ目はトイレに行くのがめんどくさいからと水分をあまりとらないという人。
水分をとらないと自分では気がつかなくても脱水症状を起こしていることもありますので、トイレを理由に飲まないのはダメです。
2つ目は何とか睡眠をとろうとお酒をたくさん飲むこと
(単に酒好きってこともありますが 笑)
一見水分をきちんととっているように思えますが、利尿作用があるため脱水してしまうんです。
(お酒は血流を良くしたり、飲むと眠くなるというメリットもあるんですけれどね)
3つ目は現地時間に合わせようとコーヒーでの眠気ざまし。
現地時間を意識するのは大切ですがコーヒーもお酒と同じように利尿作用がありますので、体を冷やし体の水分を外に出してしまいます。
以上3つのことは結局水分不足になって時差ぼけを助長してしまうことになるんですね。
なので機内ではしっかり水分をとるのが基本。
冷たいものより温かいものを。
お酒や甘いジュースよりも水を飲む。
利尿作用のあるお酒やコーヒーを飲んだら必ず水を飲んで、失った分は補給しましょう。
■しっかり眠る
機内だと全然眠れない人って多いです。
でも現地時間から逆算して今寝る時間だという時は、何とかそれに合わせて眠っておきたいですよね。
たぶん眠れないだろうなあ・・・という時は対策グッズを持っていきましょう。
耳栓やアイマスク・腰や首をサポートするクッションなどがあると意外と重宝するものです。
私自身も機内では全く眠れない方なので、耳栓やアイマスクは着けていること自体が気になって寝れないよ!と思っていたのですが、実はそうでもないんです。
耳栓で余計な騒音が全くなくなりアイマスクで目の前が真っ暗になって寝る環境が整い、首と腰サポートクッションを当てたら体がラクになっていつのまにかスースー・・・
居心地の悪さや不快な音をシャットアウトするだけで、眠る体制ができるのかもしれません。
もしも眠れなかったとしても目を閉じているだけで体が休まりますし、もしかしたら気がつかないけれど所々で眠っていることだってあるんです。
なのでまずは、眠れなかったとしても眠れる環境を作り出すことが大事。
そして眠れない時は無理して睡眠薬を飲んだり寝なきゃ!と焦る必要はないのですが、眠る時間なら明かりをつけて読書などはしないように注意してください。
読書灯やゲームをする等で目から強い光を入れてしまうと体内時計はどんどん狂ってしまいますから、不必要な明かりで光の刺激を受けないようにしましょう。
おわりに
海外旅行は何度行っても良いものですよね。
でもだんだん歳をかさねてくると長時間のフライトは体の負担が大きくなりますし、旅行後の疲れや時差ぼけに苦しむことが多くなりますからなるべく近い旅行先を考え始めるかもしれません。
そんな時はビジネスクラスやプレミアムエコノミーなどちょっといい席も探してみてください。
エコノミークラスよりも航空券のお値段は上がりますが、ゴールデンウィークやお盆などピークの時期ですとエコノミーとビジネスの料金差が小さくなっていたりもします。
数万円プラスするだけで快適度はびっくりするくらい変わりますから、高いからムリ!と最初から決めつけず色々な旅行サイトを探してみると思わぬ掘り出し物があるかもしれません。
上位クラスのシートなら確実に快適に過ごせますので、時差ボケもかなり緩和する可能性大ですよ^^