味にくせがない茄子は揚げても煮ても蒸してもOKな万能選手ですから旬の季節は色々なお料理で楽しんでいると思います♪
特に揚げ物に使うと茄子の紫色がキラッと光ってとっても美しいですよね!
でも反対に料理の色を台無しにしてしまうのが味噌汁に使った時です。
びっくりするくらい味噌汁が紫色・・・というか黒っぽくなってしまい食べたさをそそらない色に変色してしまいます。
このページでは茄子の味噌汁の色止めをして紫にならないようにする方法をご紹介します。
茄子の味噌汁 色止めをして紫にならないようにするには?
茄子のお味噌汁は美味しいし大好きだけど色がねぇ~・・・という方も多いと思います。
汁の色がめっちゃまずそうに変色してしまうと家族からもブーイングが出たりしますよね。
そもそもあの色は何なのか?というとナスニンというポリフェノールの一種なので、味噌汁の色が悪くなるからといって捨ててしまったのではもったいないんです。
ポリフェノールといえば抗酸化作用も期待できるとされている成分ですから、何とか茄子の皮を活かして味噌汁をおいしく作りたいものです。
味噌汁を紫色に変色させないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
■沸騰したところに茄子を投入!
実は意外と簡単な方法で茄子の色を出さずに味噌汁を作ることができるんです。
まずは味噌汁に使うダシ汁を火にかけて沸騰させます。
素早く茄子をお好みの厚さにカットしたら、沸騰したダシ汁の中にドボンと入れて加熱。
そのまま強火でグツグツ2~3分煮たら火を止めてください。
その後味噌を溶いて味付けすればOKです。
なすは鍋に入れる直前にカットするなら水につけてあく抜きしないでそのまま使って大丈夫。
水につけなければ栄養が水に流れ出てしまうのを防ぐことができますしアクも気になりません。
カットしたら沸騰したダシ汁にすぐ入れるのがポイントです。
味噌汁を作る量が多く、茄子を一度に入れてしまうと再沸騰まで時間がかかるという場合は茄子を2~3回に分けて入れるとうまく作ることができます。
茄子の味噌汁 切り方は?
茄子の味噌汁を作る時、茄子はどんなふうに切っていますか?
好きな形で構わないのですが先ほどご紹介した方法ですと茄子を数分しか煮ませんので、例えば乱切りにしてしまうと中まで火が通りません。
おすすめの切り方は半月切りもしくは細く切る方法です。
茄子はそれ自体に味がないのでしっかり味が染みやすいよう、ドカンと大きく切るよりは味噌汁とのからみもよく火も通りやすい半月切りもしくは細く切る方法がよいです。
ある程度歯ごたえを残したい・柔らかく煮たいなどの好みがあると思いますので、茄子の厚みを調節して好きな仕上がりになるように切ってみてくださいね。
ちなみに茄子は白みそよりも赤みその方が茄子に負けず・なすを引き立ててくれますので、具材によって味噌も変えてみると味噌汁もぐっと美味しくなると思います。
お味噌は決まったものを1種類だけ使うことも多いですが、たまにはちがうものも使ってみると新しい味との出会いが期待できるかもしれません^^
おわりに
茄子の色が出ない味噌汁の作り方、お役に立てそうでしょうか?
この方法は私が母と話をしていた時にたまたま「茄子って味噌汁の色が変だよね~」とポツリと言った時に「こうすればいいんだよ」と教わったものですが、私自身も目からウロコでした。
なんだ早く言ってよ~と(笑)
それまでは茄子の色が嫌だな~という時は茄子の皮をピーラーなどで完全にむいたものを味噌汁にして、皮は別の料理に使っていました。
残った皮はきんぴらにしたり、いためものに加えたり、かき揚げの具として一緒に入れてしまえば美味しく食べることができますのでこれはこれでよかったんですけれどね。
それに茄子はくたくたに煮たお味噌汁の方が好きなので、色がきれいな味噌汁の作り方を知っていても今まで通りの方法で作ることも多いです。
どうせ皮は捨てずに使うんだし・・・と思えば、遠慮せずガッツリむいても問題ないですしね。
皮を別に使って料理したほうがおいしい時もありますからお好みによって色々な使い方を試してみるのも面白いと思います^^