テフロンのフライパンは焦げ付かないし洗う時もラクなので使っている方も多いと思います。
ウチでは特に卵系のおかず作りの時はテフロンじゃないとうまくできないのでないと絶対困るお鍋の一つです。
そんな便利なテフロンフライパンにもお悩みがつきもの。
そんなに長く使っていないのにもうテフロンがはがれてくっつくようになった!なんて時はちょっと残念ですよね。
このページではテフロンフライパンの快適寿命を伸ばすために大切な手入れ方法や使い方などをご紹介します。
テフロンフライパンを長持ちさせる方法
せっかく買ったテフロンフライパンを少しでも長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょうか?
気を付けるべきポイントをご紹介します
■空焚きしない
鉄のフライパンのように煙が出るほど空焚きするとテフロンを劣化させますので寿命はかなり縮まります。
予熱するなら中火より弱い火で30秒位加熱すれば十分温まりますのでそれ以上空焚きしないようですぐに料理に取りかかりましょう。
■強火はダメ
テフロンのお鍋は熱伝導があまり良くないので早く温めようとついつい強火にしてしまいがちですが、適正な火加減は中火以下で十分料理が作れます。
決して中華料理のような日の使い方はしないでくださいね。
あっという間にテフロンがダメになります。
■料理の入れっぱなしに注意
目には見えませんがテフロン加工の表面には小さな穴があいているんです。
料理を作った後そのままフライパンに入れっぱなしにしていると、その穴から入ってしみ込み劣化させたり雑菌繁殖の元になりますので料理後は皿に移すなどしてください。
■金属製のヘラはNG
例えば目玉焼きや炒め物を作る時。
テフロン加工のフライパンに金属製のフライ返しなどを使ってしまうと傷がつきやすくフッ素樹脂がはがれてしまう元になりますので使わないでください。
メーカーによっては金属へらが使えますと書かれているものもありますが、やはり損傷しやすくなりますので使わない方が良いです。
シリコンのゴムべらや木製のへらを使えば傷の心配もありませんしとても使いやすいです。
ウチではシリコンのゴムべらが大活躍していますよ!
![]() シリコン ヘラ ウィズ(大) #1610 |
■急冷しない
フライパンを使ったあと後片付けしやすいように、加熱直後に水を入れ急冷していませんか?
テフロン加工のフライパンは急激な温度変化に弱いのでアチチの状態から冷やすのはだめ。ものすごく劣化します。
必ずフライパンが冷めてから洗うようにしましょう。
どうしてもこびりつきを防ぎたいから洗いたい!という時は熱いお湯で洗うようにしてくださいね。
また、汚れ落としの前にキッチンペーパー等で鍋の汚れを簡単に拭き取ってから洗えば、必要以上にごしごしこすらなくても汚れが落としやすくなります。
■研磨剤入りの洗剤は使わない
汚れがこびりついてしまったからとクレンザーなど研磨剤入りの洗剤を使ってゴシゴシこするとテフロン加工がはげやすくなります。
台所用の中性洗剤でさっと洗うだけでにしましょう。
■たわしやメラミンスポンジは使わない
ガリガリ落とす系のたわしでフライパンをこすると加工がはげてしまいます。
スタンダードな亀の子たわしやスチール製たわし、メラミンスポンジも使わないでください。
また、ついやってしまいがちなのが普通の食器用スポンジの固い方でこすってしまうことです。
汚れ落とし用の固い素材とソフトな素材が一緒になった一般的なスポンジなら、やわらかい方に洗剤をつけてフライパンを洗いましょう。
■食器洗浄機は使わない
テフロン加工のものを食器洗浄機で洗うとはげやすくなりますので洗わないようにしましょう。
各メーカーによって食器洗浄機を使えるというものもありますが長持ちさせたいのなら手洗いの方が良いです。
編集後記
テフロンのフライパンは使い方さえ間違わなければ意外と長持ちするものです。
でも消耗品ですからいつかダメになるのは仕方のないことですし、お鍋自体が汚れたあたりで新しく買い替えというサイクルでもいいのではないかなとも思います。
ウチのはお正月セールで1000円で売ってたテフロンフライパンを使っていたのですが、卵が最近くっつくようになったので今年買い替える予定です。
3年使いましたが1000円分以上は使いましたから元はとったかなと♪
そんなに高価なものを買わなければ買い替えもあまり苦になりません。