アロンアルファなどの瞬間接着剤は何かあったときにすごく重宝する反面、その扱い方を間違うとちょっと危険だったりします。
その名のとおり瞬間にくっついてしまうのであっ!!と思った時には予期せぬ場所にへばりつきはがれないということもよくありますよね。
このページでは瞬間接着剤がプラスチックや手 床などについてしまった時のはがし方をご紹介します。
瞬間接着剤の取り方 手は?
瞬間接着剤が手にくっついてしまうことが一番多いのではないかなと思います。が、自分の手だけにめちゃくちゃ焦りますよね。
びっくりして思いっきりはがすと皮膚がどうにかなっちゃいますのでまずは落ちつきましょう(^v^)
■お湯に浸ける
40度より熱いくらいのお湯にくっついた指をひたして時間をかけて取っていきましょう。
完全にとれずガビガビになった瞬間接着剤が指の表面に残っていたとしても無理やり取らず、ひとまずそのままにしましょう。
時間の経過とともに皮膚の新陳代謝で生まれ変わりますのでだんだんはがれていきますので大丈夫です。
■シャンプー
シャンプーをつけてしばらく置いてからぬるま湯でもみほぐします。
■除光液
マニキュアを落とす時に使う除光液に含まれているアセトンという成分が瞬間接着剤をはがすのに役立ちます。
瞬間接着剤がくっついた部分に除光液をつけて5分くらいそのままにしてなじませてからゆっくりはがしましょう。
■アセトン原液
除光液に含まれているアセトンでは効果が弱い!という場合はホームセンターなどで売られているアセトン原液を使いましょう。
使用の際は十分換気をし火の気のないところで使うようにしてくださいね。
■瞬間接着剤のはがし液を使う
瞬間接着剤専用のはがし液が売っていますので、アロンアルファなどを購入する際に一緒に買っておくと安心。
ホームセンターや100円ショップ・ネット通販などでも取り扱いがありますので万が一に備えておくのがおすすめです。
瞬間接着剤の取り方 プラスチックは?
■プラスチック専用のリムーバー
プラスチックの場合はマニキュア用の除光液や瞬間接着剤のはがし液を使うと溶けてしまうのでプラスチック専用のリムーバーを使って落としましょう。
その際はくっついた接着剤をカッターで削ったりサンドペーパーをかけて薄くしてからリムーバーを塗ったほうが浸透しやすいのできれいに落としやすくなります。
■サンドペーパー
サンドペーパーで少しずつ削って落としましょう!
最初は目の粗いもので削っていき、徐々にの細かいものに変えて慎重にこすっていきます。
プラスチックだとどうしても細かい傷は残ってしまいますが、最後はコンパウンドで磨けば多少は目立たなくなります。
サンドペーパーはホームセンターやプラモデルのショップで購入できます。
瞬間接着剤の取り方 床は?
瞬間接着剤が床についてしまった時はどうしたらいいのでしょうか?
ここではフローリングの床にくっついてしまった場合の対処法をご紹介します。
■瞬間接着剤専用のはがし液
瞬間接着剤専用のはがし液を使って落としましょう。
素材によって使えるもの・使えないものがありますので最初に確認してから使ってください。
■除光液またはアセトン原液
まずはくっついた接着剤の周りを養生テープなどで保護してから作業してください。
最初にカッターナイフ等で接着剤をできるだけ削りおとして浸透しやすくします。
その後7ボロきれなどに除光液またはアセトン原液をしみこませたものでフローリングをトントン叩いて落としましょう。
液が乾いたらまたしみこませて何度も繰り返します。
フローリングの素材によってはシミができたり表面のコーティングがはがれてしまうこともありますので、目立たないところでテストしてからやった方が安心です。
また、除光液またはアセトン原液を素手で扱うと手がカサカサして荒れやすいので手袋をして作業したほうが安心です。
■サンドペーパー
最後の手段はやっぱりサンドペーパーです。
接着剤の周りをテープなどで養生してからサンドペーパーをかけましょう。
最初は目の荒いもので削り徐々に目の細かいものに変えていきます。
表面のコーティングが取れてしまいますので再度塗装して仕上げる必要があります。
編集後記
瞬間接着剤がくっついた時に一番焦るのは手かもしれませんね。
私も過去に何度かくっついたことがあり、ものすごくあわてたことがあります。
その時は親指と人差し指がべったりくっついてしまい、この先ずっと手でOKマークを出している状態になったらどうしよう!?と本気で心配しました。
パニくってたので、そのときどうやって取ったのか全く覚えていませんが、恐ろしくてすべて人任せに何とかしてもらった記憶があります(^口^;)
ちゃんとやれば必ず取れますので私のように焦りは禁物ですよ~!