お月見の時はもちろんですが普段のおやつにも活躍してくれるみたらし団子♪
スーパーでパック売るしているみたらし団子はお手軽ですが手作りも意外と簡単なのでチャレンジしてみたい人も多いかもしれませんね。
さてそうなる時になるのが材料のこと。
お団子を作るには色々な粉が売られているのでどれを買ったらいいのか迷ってしまうと思います。
このページではだんご粉・白玉粉・上新粉の違いをはじめ、みたらし団子を作るにはどの粉が良いのか?や作った後も柔らかさを保つ方法などをご紹介します。
だんご粉 白玉粉 上新粉の違いは?
みたらし団子を作る時に迷うのがどの粉を選んだらいいのか?です。
だんご粉と白玉粉の他には上新粉も迷うものの一つかもしれません。
袋の裏を見るとどれでもみたらし団子を作れると書いてあることが多いのでスーパーの棚の前でどれを買ったらいいの?!と立ちすくんでしまいますよね(^^)
まずはだんご粉と白玉粉、上新粉の違いについて見ていきましょう。
白玉粉とは?
寒ざらし粉とも呼ばれる白玉粉の原料はもち米です。
精白したもち米を水につけて柔らかくしたのち、水を加えてすりつぶし、乾燥・粉砕されて出来上がります。
食感は柔らかくて弾力があるのに
白玉粉で作ったお団子はとても柔らかく仕上がりますし時間がたってもかたくなりにくいのが特徴です。
上新粉とは?
上新粉の原料はうるち米で水に浸ける・乾燥・粉砕などの加工をした粉です。
うるち米はもち米と違って粘り気がないのでお餅にした時にびよ~んと伸びるものになりませんが、歯ごたえの良いお餅にしたいときにおすすめです。
上新粉だけで作ったお団子は形はきれいにできるのですがあっという間に固くなってしまうのがデメリットです。
だんご粉とは?
うるち米ともち米をミックスしたのがだんご粉です。
上新粉と白玉粉の良いところを取り入れたのがだんご粉といってもいいかもしれません。
扱いもラクなので作りやすく普段お菓子作りをしない方でも使いやすい粉です。
上新粉でお団子を作る時は蒸してからこねるなどの工程があるためちょっと面倒ですが、だんご粉なら白玉粉のように丸めて茹でるだけなのでとても簡単。
だんご粉で作ったお団子は柔らかすぎず固すぎずの食感で、形も崩れにくくお月見団子のように積み上げることもできます。
ただ、時間がたつと上新粉ほどではないですがやはりかたくなりやすいです。
また、だんご粉は各メーカーによって上新粉と白玉粉の配合比率が違うのでどんな仕上がりになるかは作ってみないとわからないというデメリットもあります。
みたらし団子を作るならだんご粉と白玉粉 上新粉どれがいい?
どの粉を使ってもお団子は作れますが食感がかなり違うのでどんなお団子にしたいのかによって目的に応じたものを使うとよいです。
歯ごたえが強いお餅が好きなら上新粉で、ほどほどの歯ごたえともちもち感ならだんご粉、やわらかいのが好きなら白玉粉です。
作った後は上新粉・だんご粉・白玉粉の順にかたくなるのが早いので、おすすめはだんご粉または白玉粉です。
私は柔らかいみたらし団子が好きなので白玉粉を愛用しています。
こねて丸めて熱いままで串にさしてたれをかけて食べようとすると柔らかいのでくしから落っこちてしまうことがありますので、茹でた後は冷水に取りしっかりさましてから串に刺さないとダメです。
また、だんご粉と白玉粉を半々で使えば、よりかたくなりにくくなりますし白玉粉だけで作るのに比べて保形性がありますので自由にアレンジして使ってみてもおもしろいです。
みたらし団子を柔らかくするには?
手作りのみたらし団子をずっと柔らかいまま保ちたい、あるいは固くなってしまったみたらし団子を柔らかく復活させたいという場合はどうしたらいいのでしょうか?
みたらし団子を柔らかいまま保つには?
だんご粉や白玉粉を使った場合はそれほどでもありませんが、上新粉で作るお団子はかたくなるスピードがとっても早いです。
固くなるのを防ぐには砂糖を多めに入れたり白玉粉を混ぜて使うのがおすすめです。
砂糖には水分をつかまえて柔らかく保つ性質がありますので、砂糖なしのお餅に比べると固くなるスピードが遅くなります。
白玉粉はもち米の粘り気がありますので上新粉に混ぜるだけで食感が柔らかくなりますよ。
手作りですと配合を無視して砂糖なしで作ったりしたくなりますが、やはり柔らかさを保ちたいなら特に砂糖は欠かせない存在ですのでしっかり入れてくださいね。
そうそう、あともう一つは水の代わりにお豆腐(絹)を使うと多少柔らかく保てます。
ヘルシーなお団子にもなりますのでよかったらお試しくださいね。
作ったお団子が固くなってしまった時の復活法は?
一度に食べきれなかったみたらし団子が冷蔵庫にまだ残ってる・・・。
2日たって食べようとしたらかたくて全然おいしくない!そんな時はどうしたら良いでしょうか?
一番簡単なのはレンジで温めること。
乾かないように軽くラップをして様子を見ながら適度に温めれば柔らかく戻ります。
めんどくさいですが蒸し器でもできます(こちらの方がふんわりしてて好きな方法です。)
アルミホイルかオーブンペーパーにみたらし団子を1人分ずつ包みます。
(ふんわりさせつつ上部できゅっとひねるとうまくいきます)
これを蒸し器に入れて10分位加熱すればふんわりと戻ります。
蒸気が入らないようにアルミホイルの口を閉めてあるので水っぽくならないです。
編集後記
お団子ってホントにおいしいですよね♪
ほっとくと何本でも食べてしまうので大量に作れてしまう手作りのお団子はダイエット中だとちょっと危険!
みたらし団子が好きなのですが市販のたれは甘すぎるし、メーカーによってはぷるんとした固いたれだったりしますよね。
アレが好きじゃないのでお団子は手作りの方が好きです。
お好みの粉でおいしいお団子作りを楽しんでくださいね。