エアコン苦手だとどんなに夜暑くても扇風機で何とかしのいでいるという方も多いのではないでしょうか。
1晩中エアコンをつけていると次の日の体調も悪くなりやすいですからそれに比べると扇風機の方が体に優しい気がします。
でも使い方を間違えると扇風機だって体には良くないという声もあちこちで聞きますがホントのところいったいどうなのでしょうか?
このページでは夜寝る時の扇風機の使い方についても合わせてご紹介します。
扇風機つけっぱなしで寝るのはだめ?
真夏はいくらなんでもエアコンも扇風機もなしで自然風だけ!っていうのはたぶん無理!
暑すぎて寝られないしエアコンに比べて扇風機なら夜じゅうつけていても安心だからつけっぱなしにしているんじゃないかと思います。
扇風機つけっぱなしで寝るのはダメなんでしょうか?
体にはどんな変化が起こっているのか?を見ていきましょう。
■体の水分が奪われる
扇風機をずっと体に当てていると体の水分がどんどん奪われて水分不足になります。
例えば朝トイレに行くといつもだったらオシッコの量が多いのに、扇風機をつけっぱなしで寝た時は量がほとんど出ないということもありますからそれだけ体から水分が出て行ってしまったということなんですね。
また、水分不足になるということはお肌への影響も大きいです。
肌が乾燥ししわやたるみの原因にもなりますので気をつけたいものです。
■体が冷える
長時間風に当たっていると体が冷えて体温が下がり抵抗力が弱まリ、風邪をひいたりお腹を壊したりしやすくなります。
扇風機を強い風量で至近距離から体に当てて1晩中続けると体温が極度に下がり、血管が収縮して脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性がないとも言えません。
また、特に女性の場合体を冷やしていいことは何もないです。
むくみや生理不順、ホルモンバランスの乱れや代謝が悪くなるなどの影響が強く出てきます。
■体がだるい
扇風機をつけっぱなしで一番感じるのは体のだるさかもしれません。
扇風機の風が体のどこか一か所に当たり続けてしまうことで全身が冷えて血流が悪くなることで、体温調節がうまくいかなかったり、老廃物がうまく出ていかず体がだるいと感じてしまうことがあります。
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こうやってみてみると扇風機を長時間にわたって体に当て続けることはあまり良いことはありません。
でも熱帯夜が続く夏の間はせめて扇風機くらいつけないと逆に熱中症になってしまう心配もありますから、それを防ぐ意味ではただ単に扇風機を夜寝る時につけるのはダメともいえませんよね。
それに質の良い睡眠のためには、体が多少冷えないと眠りモードに入っていきませんのでやはり扇風機は必要ですしね。
だったら安全に使うにはどうしたらいいのか?次の項目でご紹介します。
扇風機 夜寝るときの安全な使い方は?
■首ふりは必須!
細菌の扇風機は風邪の種類や稼働範囲や方向など色々な機能を揃えたものがたくさん出ていますが、どんなに安い機種でもついているのは風の強弱と首ふり機能かと思います。
体の一部だけにずっと風邪を当て続けないためにも首ふり機能を活用しましょう。
■体に風を直接当てない
扇風機の風を体に直接当てないのは基本中のキホン!
風はいったん壁にあてるようにすると程よく涼しいです。
その風が足もとに来るようにすると涼しく感じやすいので試してみてくださいね。
風量は「弱」で十分です。
また、場所的に壁に当てられない場合は扇風機を上に向けて天井にたまった温かい空気を回転させるだけでもOKです。
■タイマーを活用
扇風機を夜寝る時につけたいならタイマーを回しましょう!
途中で切れたら暑くて起きちゃう!と連続で朝まで回しっぱなしということも多いですが、これだと確実に体がだるくなります。
確かにタイマーが切れたとたん、暑くて起きてしまう可能性は高いですが夜中にぐっと気温が下がってすごく涼しくなっていることもありますからめんどくさいようでもタイマーをかけてその都度扇風機が必要かどうかを確認した方が良いです。
タイマーのかけられる時間は各扇風機によって違いがありますが深い眠りに入っている寝始めの3時間は途中で起きないように扇風機で涼しくしておくのがおすすめです。
編集後記
「扇風機つけっぱなしで寝ると死ぬ」なんていう都市伝説めいたこともよく聞かれます。
でもこれ、あながち嘘でもない・・・というかあってもおかしくないことだけにその真偽はなぞに包まれています。
扇風機は夏の必需品ですから体の負担を少しでも減らせるようにうまく使って快適に過ごせるようにしましょう!
水分不足にならないためにも水を飲んで補給しておくなども忘れないでくださいね。