暑い時期は体中から汗が噴き出ますよね!
特に脇汗や襟ぐりは汗や汚れの量も多く、しっかりと拭きにくい場所なので衣類が汗染みになりやすいんです。
汗が乾いたあとに残った汗染みによる黄ばみはどうやったらきれいに落とすことができるでしょうか?
このページでは・・・
・汗染みによる黄ばみの落とし方は?
・汗染みの落とし方 色物は?
・汗染みの落とし方 麻は?
色や素材別に汗染みの洗い方をご紹介します
汗染みによる黄ばみの落とし方は?
汗をかいた洋服は早いうちなら洗濯すれば取れるのですが時間がたってしまうと汗染みによる黄ばみはプラスαの手間をかけないと落ちなくなってしまいます。
それに時間のたってしまった汗染みですとクリーニング屋さんに持って行っても「ムリ!」と断られてしまうこともあるんです。
でもきちんと段階をふんでいけばセルフクリーニングでも十分キレイに落とすことができます。
白いシャツなどですと脇や襟の汗染みはとても目立ちますから不潔な印象を持たれないためにもしっかり洗濯して汚れを落としましょう。
(ステップ1)黄ばみをざっと落とします
黄ばみの原因は皮脂汚れですので、まずは台所用の中性洗剤や洗濯用固形石鹸などを汚れている部分に直接つけてもみ洗いしざっと汚れ落としをします。
その後水洗いし、あらかたの汚れが取れたらOKです
(ステップ2)漂白
バケツに40~50度くらいのお湯と酸素系漂白剤を入れて溶かし、先ほど洗った衣類を1~2時間程度浸け置きます。
落ちているかどうか確認して浸け置き時間を調整しましょう
漂白剤について
酸素系漂白剤には液体と粉末の2種類があります。液体の方が使いやすいのですが粉末の方が漂白&消臭効果が高いのでおすすめです。
また、白物のシャツなどでしたら塩素系でも汚れは落ちますが強い成分なので生地を痛める場合がありますので酸素系漂白剤を使うようにしてくださいね。
酸素系は塩素系よりも成分は弱いのですが40~50℃のお湯に溶かして使うことで汚れ落としの効果を高めることができますから、必ず水でなくお湯にしましょう!
塩素系は最後の手段とした方が良いので、まずは酸素系で試してみてダメなら塩素系でという流れが良いと思います。
使う場合は洗濯表示を確認して使用可能かどうかをチェックしてからが鉄則です!
(ステップ3)洗濯
最後は通常通りに洗濯機で洗いましょう!
汗染みによる黄ばみと一緒にニオイもスッキリ落ちているはずです。
汗染みの落とし方 色物は?
色ものなどの衣類についた汗染みの場合はどうしたらいいのでしょうか?
色ものに塩素系漂白剤を使うと色落ちしてしまう可能性大なので色柄モノOKと書かれている塩素系漂白剤がおすすめです。
汚れがひどい時は先ほどと同じように固形石鹸や台所用洗剤を使って予備洗いをしておきます。
使用する塩素系漂白剤に記載されている使い方に従って洗剤液を作り浸け置きます。
色柄ものに影響がないよう、浸け置き時間は10分程度で一度確認し汚れが落ちているようなら引き上げます。
まだ汚れが落ちていなくて、色抜けの心配もないようならそのままあと10分浸けて汚れ落ちを待ちます。
最後は洗濯機でいつもどおり洗えばOK。
もしも1度で汚れが完全に落ちなかったとしてもほぼ目立たないくらいまでになっていますので、その後何度か漂白を繰り返していくうちにきれいになっていきます。
汗染みの落とし方 麻は?
麻などの天然素材の場合は色落ちしやすいので、基本的にはクリーニング屋さんにお任せしたほうが良いですが洗濯表示で水洗い・漂白剤使用OKとなっていればセルフクリーニングが可能です。
酸素系漂白剤には2種類あり、酸性とアルカリ性に分かれます。
洗濯表示を確認し酸性の漂白剤を使って汗染みをとりましょう。
ただし、洗濯表示に漂白剤使用可能の記載があったとしても色落ちしてしまう場合は多々ありますので必ず衣類の目立たない場所でテストしてから使用するようにしてくださいね。
デリケートな素材なので慎重に取り扱いましょう!
セルフでやってもイマイチ落ちないという場合は専門店に依頼するとやってくれることもありますので相談してみるとよいかもしれません。
編集後記
人目にもつきやすい脇部分は電車の吊革につかまっている時などは丸見え!
実際には色だけで臭いはないのに、クサそうに感じさせてしまう脇汗の黄ばみはビジネスでもプライベートでも避けたいものです。
腕を上げたとたん黄色い汗染みに気が付いて恥ずかしい思いをしないように、万が一に備えて夏の衣類は着る前に必ず脇チェックするようにしてくださいね。