なぜか眠りにつくと猛威をふるいだす蚊!
あの耳につく羽音で一気に目が覚めた経験は誰でもあるものです。
蚊に勝手なことをさせないよう寝る前にしっかり対策をして安眠を確保しましょう!
寝る時の蚊対策は?
日中は蚊取り線香を使っていても夜寝る時は火が心配なので使わないという方も多いですよね。
蚊取り線香以外の方法で、蚊に夜の睡眠を邪魔させないためにはどんな対策をしたらよいのでしょうか?
■扇風機
蚊が飛んでいるところを観察してみると、ふわ~~っと力なく漂うように舞っているようなイメージの飛び方をするんですが、案の定飛行能力は低いんです。
ちょっとでも風が吹いていたりすると蚊はうまく飛べなくなるという弱点があるので、それを利用しましょう。
扇風機を自分の体の方向に向けて回しておけば、風が乱れるので夜に不快な音を立てて耳元に来る心配がなくなります。
でも扇風機を一晩中直接体に当てていると、どんどん体の水分も蒸発してしまいますのでよくありません。
なので体に直接当たらないよういったん壁に当てたり、扇風機の首ふり機能を使って部屋の空気の流れを乱すことで蚊が寄りつきにくくなります。
■お酢
蚊はお酢のにおいが苦手なので枕元にお酢を小皿に入れて置いておきましょう。
こぼしたりするとあとが大変なので置き場所には注意してくださいね。
■レモン
枕元にレモンを置いておきましょう。
蚊はかんきつ系に含まれているシトロネラの臭いが嫌いなのです。
■ハッカ油
ハッカ油も蚊が嫌うにおいです。
市販のハッカ油を使って蚊よけをしましょう。
ハッカ油スプレーを手作りして、寝る前に部屋や枕元などにスプレーします。
この状態で扇風機を回せば部屋全体にハッカ油のにおいがまわりやすいので蚊が近づきにくくなくなります。
ハッカ油は数時間すると香りとともに効果がなくなりますので、夜にトイレなどで目が覚めた時に再度シュシュッとスプレーしておくと安心です。
ハッカ油スプレーの作り方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
またスプレーを作るほどでもないという場合は枕元に1~2滴垂らしたり、ティッシュに含ませてておくだけでもOkです。
■蚊帳
昔からある蚊帳は薬剤を使わず害虫から身を守るのに役立ちます。
ワンタッチ式のものなら広げるのもあっという間ですし、たたんでコンパクトにしまえるので一つあると重宝します。
特にペットや赤ちゃんがいるご家庭で、殺虫剤などを使いたくない場合は蚊帳を使えば殺虫剤いらずで安心ですね。
■汗をかかない涼しい環境で寝る
夏の暑い時期、クーラーをつけずに寝ていると暑くて汗をかきますよね。
蚊は体温の高い人や汗っかきな人によっていきますので寝苦しい環境で体温が下がらない場合は蚊に刺されやすくなります。
クーラーをつけて涼しい部屋で寝て体温を上げない工夫をしましょう。
■足は清潔に
蚊は足の臭いである「イソ吉草酸」が好きなので、足の裏は清潔に保つようにしましょう。
■アルコールは控えめに
お酒を飲むと体の中でアルコールを分解する時に二酸化炭素を出す量が増えたり呼吸が多くなりますので、これに蚊が反応して刺されやすくなります。
夜のお酒はほどほどにしないと蚊に狙われる率が高まります!
■蚊がいなくなるスプレー
色々やってみたけどやっぱり蚊が来る!という場合の最終手段で今のところ最強!と思われるのは「蚊がいなくなるスプレー」です。
ワンプッシュするだけであっという間に蚊が退治できますので、予防としても蚊がぶんぶん飛び回ってからでもどちらも効果あり。
蚊をしとめる手間なく、部屋にシュッとひと拭きしたら蚊が死んだかどうか確認しなくても大丈夫!ってくらい勝手に弱って死んでくれる優れものです。
蚊には効果がありますが人体には影響ありませんので安心して使えます。
ただ、気管支の弱い方などはちょっと吸い込んだりするとよくありませんしのどが痛くなる心配もありますので、シュッとしたら一度部屋を出てしばらく置くか、布団をかぶって寝ましょう!
編集後記
耳の近くを低空飛行する蚊の音ほど不快なものはありませんよね!
耳元すれすれにめがけて飛んでくるようなイメージがありますが、実はその距離って意外と離れているものなんです。
あの独特の飛んでる音はは高周波音なので、自分からは離れているのにすぐそばを飛んでいるような錯覚が起こるんですね。
なので顔周りで追い払おうが手をパチンとたたこうが、蚊のうるささはいっこうにおさまらないってわけ。
今年こそは蚊の飛んでる音で夜の大事な睡眠を邪魔されないようしっかり対策して防ぎましょう!