栗の季節はぜひ一度は作りたい栗の渋皮煮!自分で丁寧に作ったものは格別の美味しさです♪
でも、添加物も入っていない自家製の栗の渋皮煮はそんなに日持ちもしませんから保存方法もちょっと心配ですよね。
このページでは冷蔵や瓶詰の保存方法、冷凍可能かどうか?や日持ち期間などをご紹介します。
最後まで美味しく食べきるためにも美味しい栗の渋皮煮をきちんと管理して長く楽しみましょう!
栗の渋皮煮 保存方法は?
出来上がった栗の渋皮煮を美味しく保つためにどうやって保存したらいいのでしょうか?
まずは冷蔵・瓶詰の2つの方法をご紹介します。
栗の渋皮煮 冷蔵保存方法は?
栗の渋皮煮を作ったけれど数日で食べきってしまいそうな量なら冷蔵保存しましょう!
やり方は簡単です。
タッパーやガラス瓶、ジップロックに小分けし栗の渋皮煮とシロップをしっかり浸るくらいまで入れます。
この時栗が頭を出しているとカビが生えやすくなりますので、必ずシロップに浸かるように気をつけてくださいね。
栗を取り出す時はきれいなお箸などで取り出し、なめたり汚れたものを突っ込まないようにしましょう!
冷蔵保存なら1週間を目安に早く食べきってくださいね。
シロップが薄味ですと悪くなりやすいのでしっかり甘めの方が日持ちしやすいです。
栗の渋皮煮 瓶詰で長期保存するには?
せっかく手間暇かけて作った栗の渋皮煮ですから、ゆっくり味わうためにも長くおいしく保存したいものですよね。
それに大量に作った時は一度に食べきれませんので美味しさをそのまま保ちつつも長期保存可能な瓶詰めをしましょう!
おすすめの方法はジャムなどの小さめのガラス瓶をいくつか用意して栗の渋皮煮を小分けする方法です。
出来上がった栗の渋皮煮は保存瓶のふたを開けてしまうと日持ちがしないので、大きな保存瓶にまとめて入れるより小分けして食べる分だけ瓶を開封していく方が良いのです。
・・・というわけでまずは栗が入る分だけガラス瓶をいくつか用意しまずは瓶の熱消毒をします。
(1)鍋に瓶・フタ・かぶるくらいの水を入れて火にかけ10分沸騰させます(トングも一緒に煮沸しておきましょう)
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(2)熱消毒できたらキッチンペーパーを敷いたバットに瓶の口を下にして完全に乾かします。
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(3)栗の渋皮煮を火にかけて沸騰させ芯まで熱くなったところで火を止め、乾いた瓶にくりとシロップを入れます。
この時シロップは栗が完全につかるようにひたひたに入れるのがポイントです。
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(4)鍋に先ほど使った残りの熱湯を入れたところに、フタをごく軽く締めた状態にしたガラス瓶を鍋に並べて火にかけます。
瓶の高さの7~8分目程度はお湯につかるように量を調整し、そのまま20分沸騰させます。
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(5)お湯から出してふたを閉め瓶を逆さにして冷めるまで置いたら完成です。
フタがぺこっとへこんでいたら脱気は成功です。
これなら常温で1年くらい保存可能です。
栗の渋皮煮 保存は冷凍できる?
瓶詰めほど長期保存できなくてもいいからもうちょっと手軽に長く保存しておくにはどうしたらいいのでしょうか?
そんな時は栗の渋皮煮を冷凍しちゃいましょう!
ちょっと意外ですが栗の渋皮煮は冷凍可能です。
やり方はとっても簡単。
ジップロックに栗とシロップを一緒に入れて空気を抜き冷凍庫で凍らすだけです。
シロップには甘味が付いているので冷凍庫に入れてもカチカチにはなりませんが、深めのタッパーなどに入れて冷凍してしまうと栗を1個だけ使いたいときに固まったシロップからほじくり出すのは結構大変!
その点ジップロックなら平らにして凍らせておけばタッパーに比べて格段に取り出しやすいのでおすすめです。
冷凍するときは小さめのジップロックを用意して栗の渋皮煮を小分け冷凍し、1袋を1回で使い切りにしたほうが味・衛生面でも良いと思います。
この方法での保存期間は2~3か月が目安。
霜などがついて劣化しないよう上手に冷凍し、においの強いものを近くに置かないようにしてくださいね。
冷凍したものを食べる時は冷蔵庫で自然解凍でOK。
急ぎの時はジップロックごと水につけて溶かしその日のうちに使いきりましょう。
また、冷凍解凍したものはできたての栗の渋皮煮に比べるとやや柔らかくなりますがそんなに気になるほどではないと思います。
アイスクリームのトッピングにしたり、パウンドケーキやモンブランなどおいしいものを作ってくださいね。
編集後記
栗が出回る時期はホントにあっという間に終わってしまいます。
だからこそ保存できる形にしてじっくりこっそり?栗を堪能したいですよね~♪
栗の渋皮煮は時間もかかるしめんどくさいですがしっかり保存して秋の味覚を楽しみましょう★