押入れのお掃除をしようと荷物を引っ張り出してみたら
えぇーー!!ってくらいのカビが・・・!((;゚Д゚)
湿気もすごくてジメジメしてるし
臭いもなんだかすごいことになってる・・・
押し入れにカビが生えてしまったら
どうしたらいいのでしょうか?
このページでは・・・
・押入れのカビを除去する方法は?
・押入れのカビ臭いのを消すには?
・押入れのカビ対策は?
3つのお悩みを解決します。
押入れのカビを除去する方法は?
カビの生えた押し入れは一体どこから
お掃除を始めればいいのでしょうか?
まずは押入れの荷物を全部出しましょう!
カビが生えていた部分だけを拭きとってもダメなので
押入れ全体を掃除できるよういったん荷物を取り出します。
荷物にもカビが生えている場合は
カビの胞子が飛び散らないよういったん
大きなビニール袋などに入れておきましょう。
では準備が整ったところで
さっそくカビの除去をしていきますよ~
カビの殺菌に使うのはオスバンSまたはエタノールです。
溶液別にカビの落とし方をご紹介します。
オスバンS(逆性せっけん)を使った方法
オスバンSはお値段が安く比較的安全とされる溶液です。
まずはオスバンSを水で200倍に薄めて
洗剤液を作りましょう。
雑巾をぬらして固く絞ったらカビの生えた部分を拭き取ります。
その後は押入れを開けたままにして乾燥させましょう。
よりしっかり乾かすために扇風機を当ててもOKです。
オスバンSは水で薄めて使うので
カビ掃除の後残ってしまうかもしれませんが
キッチンや浴室、トイレその他普段のお掃除にも
使えますので無駄なく活用しましょう。
エタノールを使った方法
エタノールはスプレー付きのものを買うとそのまま使えて便利です。
カビに直接スプレーを吹きかけてから
固く絞ったぬれぞうきんでふきとります。
カビ部分を拭き取ったぞうきんであちこち拭いてしまうと
カビ菌が広がってしまいますので一度ざっと拭いた後は
同じ面で拭かないようにするのがポイントです。
ぼろ布を用意しておいて使ったらどんどん
捨てていくのが一番いいかもしれません。
エタノールはオスバンSよりお値段は高めですが
揮発性が高いので乾くのも早く作業性がいいです!
これでカビの殺菌ができました!
でもオスバンSやエタノールは殺菌はできても
カビの色を落とすことはできないんですね。
さてどうしましょ?
漂白剤を使ったカビ落としの方法は?
殺菌だけでは落とせないカビの色。
見た目的に許せない~!って時は漂白剤を使って退治しましょう。
でもこれ注意が必要なんです。
漂白剤を使うことで壁紙などの色落ちが起こったり
材質を痛めてしまう可能性大です。
なので多少ダメージがあっても構わないという場合のみお試しくださいね。
ちなみに自宅トイレの壁に発生したカビに
漂白剤を使ったら白く色抜けしましたが
カビを残しておく方がいやなのでこれでOKです(笑)
ではカビの落とし方をご紹介していきますね。
使う洗剤はカビキラーなどの
浴室用カビ取り剤やハイターなどです。
泡でスプレーするタイプの方が使いやすいのでおすすめ。
濡らして固く絞った雑巾に泡スプレーを吹きかけ
カビのついた部分をざーっとふきましょう。
↓↓↓
そのまましばらく置いてカビ取り剤を浸透させたら
別のぬれ雑巾を用意しきれいにふき取ります。
↓↓↓
扇風機などを使ってしっかり乾燥させます。
これでカビ掃除は終わりです。
カビ取り剤を使う時は窓を全開にして
空気の通りをよくするのはもちろん、マスクやゴーグル
などをつけて吸い込まないよう注意してください。
押入れのカビ臭いのを消すには?
カビ取り剤を使って殺菌消毒した後は
カビ臭さもほぼ消えると思います。
(どちらかというと薬剤臭がなかなか消えないかも・・・)
でも、まだカビ臭が消えないという場合は
押し入れの中に除湿機を入れて回してみてください。
これでかなり臭わなくなるはず。
除湿機がない場合は押入れの扉をあけっぱなしにして
毎日空気を通すことを心がけましょう。
押入れのカビ対策は?
押入れのカビを全部きれいにしたからには
もうカビを出したくないですよね!
押入れのカビ予防の基本は空気を通すことです。
その方法をいくつか方法をご紹介します。
空気を流通させる!
ちょっとみっともないかもしれませんが
家にだれもいない時間を見計らって
押し入れの扉を全開にして内部に空気をおくりましょう。
同時に扇風機やサーキュレーターなどで強制的に風を通してもOK。
また、インテリア的にOKならふすまなど扉を取っ払って
暖簾をかけてしまうのも一つの方法です。
これなら目隠しはしつついつも全開状態ってわけですね。
押し入れはすっきりと!
押入れにいくら風を通そうと思っても
モノがぎっしり詰まっていたのでは風は通りません。
いらないものを捨てて、押入れにすきまを作りましょう。
荷物を入れるのは押入れスペースの
7~8割を目安にしてください。
すのこを活用
押し入れにすのこをおいて空気を通すのも良い方法です。
押入れの下と壁面にも立て掛けると良いと言われていますが
実際にやってみると壁面のすのこは倒れてきて邪魔なので
下だけでもOKです。
除湿機も定期的に!
湿気の多いオウチなら除湿機は必須です。
不思議なくらい水がバンバンたまるので
カビが出ないうちに先回りして
除湿機をかけて湿気を防ぎましょう。
編集後記
どこの家庭でも発生するカビ。
気がつかないうちに繁殖していることが多いので
注意しないとカビが原因で病気を引き起こします。
アレルギーやぜんそくなど一度かかると
なかなか治らないので気をつけたいものです。
カビが一度生えるとその後も出やすいので
押し入れはこまめにチェックして
風通し良くしてきれいを保ちましょう♪